総務企画常任委員会での質疑 平成27年9月30日(水)

ぐんまちゃんデザイン利用商品の売上調査結果について

大和委員
回答率が66.6パーセントとのことだが、調査対象事業者が回答しなかった理由は何か。

新井ぐんまイメージアップ推進室長
売上がなかったため回答不要と考えたり、協力の意思がなかった事業者があったと思われる。

大和委員
予め売上調査への協力を伝えれば回答率が上がるのではないか。

新井ぐんまイメージアップ推進室長
今年7月からデザイン利用許諾の見直しを行い、利用しやすくするとともに、県のイメージアップにつながる利用を促した。これと併せて売上調査への協力も明記したため、来年度の調査では回答率が上がると考えている。

「ぐんまちゃんの掲示板」及び「ぐんま広報」について

大和委員
「ぐんまちゃんの掲示板」の掲載基準はどうなっているか。

五十嵐広報課長
毎月、各部局から提出される広報原稿をもとに作成・発行する「広報資料」に基づき、月間計画を立てて掲載内容を決めているが、掲載に際しては、掲載枠の分量に応じて施策の重要性や掲載時期、情報量、部局のバランスなどを考慮して選定している。

大和委員
「ぐんまがいちばん!」を連続して掲載することの考えはどうか。

五十嵐広報課長
県全体の広報記事のうち「ぐんまちゃんの掲示板」に掲載できるのは月平均で約6割ほどであるため、県公式ツイッターで「ぐんまがいちばん!」の情報を元にした「ぐんまちゃんクイズ」の掲載を開始するなどの工夫をしているところである。

大和委員
県に関する「テレビ・ラジオ」情報を当日掲載してはどうか。

五十嵐広報課長
群馬テレビで放映している「ぐんま一番」や「みんなの時間」は、放送日に合わせ「ぐんまちゃんの掲示板」に掲載しているが、今後もぐんまの魅力を発信するため、できるものから行っていきたい。

大和委員
「ぐんま広報」の到達率向上のため、電子チラシ「Shuhoo」で配信してはどうか。

五十嵐広報課長
「ぐんま広報」をできるだけ多くの人に見てもらえる工夫として、スマートフォンなどで発信できる方法を検討している。「Shuhoo」は主に主婦が対象となるが、若者層にも届きやすい方法や、できるだけ経費の掛からない方法などを検討していきたい。

職員の海外派遣について

大和委員
海外派遣に対する考え方や過去の事例はどうか。

明石人事課長
真に県行政の推進に資すると認められるものに絞って実施しており、施策を推進する各部局からの要望を踏まえ、目的、必要性の有無、優先順位をしっかりと見極めて派遣可否について判断している。これまで、外務省へ5名、自治体国際化協会へ16名などの派遣実績があり、派遣終了後、県に復帰した際は、学んできたことを活かせる部署に配置している。

大和委員
直近の派遣事例はどうか。

明石人事課長
今年4月より自治体国際化協会に派遣しており、今年度は東京本部で業務を行い、来年度から2年間はシンガポールでASEAN地域の情報収集等を行う予定である。

大和委員
今後はASEAN地域を中心として海外派遣を行う方向なのか。

明石人事課長
企画部であれば国際交流、農政部であれば農産物輸出、産業経済部であれば観光誘客など、各部局の要望をよく聞きながら派遣先を検討していきたい。