産経土木常任委員会での質疑 平成29年3月13日(月)

「ものづくりフェアinぐんま2017」の開催実績について

大和副委員長
昨年9月の一般質問で中小企業の販路開拓支援について取り上げたが、「ものづくりフェアinぐんま2017」について、現時点の実績はどうか。

鬼形工業振興課長
7回目となる今回は、1月24・25日の両日、ビエント高崎で開催し、出展企業は105社、来場者は過去最多の1,845人となった。開催直後のアンケート調査では、商談件数は387件、うち試作・見積依頼等有望な案件が84件となっている。例年の傾向から半年後の調査では、数多くの成約案件が出てくるものと考えている。

大和副委員長
昨年9月の一般質問では、設計・開発部門を含めたものにしたいとの答弁があったが、どのように反映したか。

鬼形工業振興課長
購買部門に加えて、主に設計・開発部門の担当者へ直接案内するとともに、来場を重点的に促した。その結果、過去最多の来場者数につながったと考えている。

大和副委員長
来年度は新たな取組を考えているか。

鬼形工業振興課長
本展示商談会は過去6回の開催で約5億6千万円の成約につながっており、費用対効果の高い事業である。今回の成果と企業のニーズを踏まえて、継続して取り組んでいきたい。

障害者雇用促進強化対策について

大和副委員長
障害者雇用促進強化対策について、就労開拓支援委託の今年度の委託先と実績はどうか。

野口労働政策課長
東京に本社があり前橋市に支社があるヒューマンリソシア株式会社に委託している。平成29年1月末現在の実績は、職場実習受入先の開拓数が332社で607人、求人開拓数が378社で719人、採用に至った数が139人で前年同期を31人上回った。

大和副委員長
来年度の委託先についてはどうか。

野口労働政策課長
来年度の委託先については、プロポーザル方式で審査会において委託先を選定する。 現在、企画提案書を募集中である。

大和副委員長
障害者雇用促進トップセミナーに出席して、経営者に対して障害者雇用について理解してもらうことが重要であると認識しているが、ロータリークラブやライオンズクラブといった奉仕団体に対する働きかけはどのようになっているのか。

野口労働政策課長
障害者雇用については、広くたくさんの方に理解をいただくため、セミナー等を開催し、経営者の理解を促進している。また、トップだけでなく現場の理解も重要であり、障害者と一緒に仕事をする現場レベルに対してもセミナーを実施している。今後も様々な機会を通じて理解促進を図っていきたい。

ぐんま百名山の手帳作成について

大和副委員長
ぐんま百名山について、「百名山手帳」をつくった方がよいのではないかという質問を本委員会で以前行った。所管が異なると思うが、取組について再度聞きたい。

塚越観光局長
山の魅力の発信については、関係部局と連携し取り組んでいるところであり、相談しながらPRを行っていきたい。