厚生文化常任委員会での質疑 平成29年6月8日(木)
ぐんまちゃん着ぐるみの貸出について
大和副委員長
ぐんまちゃん着ぐるみの貸出について、県民センターだけでなく平成26年度から太田行政県税事務所でも貸出したことにより、県民の利便性は高まったが、地域別のシェアはどうか。
宮川県民センター所長
利用者の住所を集計すると、前橋市27.5パーセント、高崎市21.8パーセント、太田市8.3パーセント、伊勢崎市7.9パーセントで4市で約65パーセントとなる。また、行政県税事務所単位では、前橋27.5パーセント、高崎24.3パーセント、伊勢崎9.3パーセント、太田が8.3パーセントとなり、低い地域では富岡は1.5パーセント、沼田で3.2パーセントという状況である。
大和副委員長
利用者にとって借りやすいことが大事である。1カ所で貸出を行うメリットも理解するが、行政県税事務所単位での貸出について検討してほしいがどうか。
宮川県民センター所長
行政県税事務所単位で利用件数に大きな開きがあるので、全ての行政県税事務所で貸出すると非効率となり、かえって遠くまで借りに行ってもらうという状況も発生する。また、保管場所・人員の確保の課題もあるが、利用者の利便性を高めるため、貸出に対応する行政県税事務所を増やすことを検討したい。
多文化共生推進会議について
大和副委員長
今年度から新たに設置される「多文化共生推進会議」について、どのような人々で構成されているのか。
星野人権男女・多文化共生課長
多文化共生に係る様々な課題に対応するため、外国人住民が多い自治体の担当者や、学識経験者、外国人支援に携わるNPO法人、情報、医療、日本語教育、労働等の分野の方々15名に委員をお願いしている。
大和副委員長
様々な分野の方に協力いただけるということだが、素晴らしい活動をしているNPO法人がたくさんあるので、委員を増やせるかはわからないが検討いただきたい。また、今後、どのようなスケジュールで進められるのか。
星野人権男女・多文化共生課長
今年度は、「群馬県多文化共生推進指針」の改定を予定しており、第1回会議を今月下旬、第2回会議を9月頃に予定している。