東京研修視察
【東京研修視察の意見・感想】 大和 勲
日 時 :平成27年8月20日(木)午前中
視 察 先 :銀座歌舞伎座の「ぐんまちゃん家」
午前中 銀座歌舞伎座の目の前、「ぐんまちゃん家」初めて訪問。1階は物販中心。2階はイベントスペースと各種案内コーナー、事務所となっています。求人コーナーでは、我がすみれ保育園保育士募集も掲載されていた(ハローワークと連動)。
銀座歌舞伎座
「ぐんまちゃん家」
日 時 :平成27年8月20日(木)午後1時~5時
視 察 先 :永田町 砂防会館別館
午後1時~5時 永田町 砂防会館別館にて 全国都道府県議長会『新任議員研修会』
講演1『地方議会 期待と課題』
講師 大森 弥氏
コメント:憲法93条で規定されているように、自治の根源は議会である。議会は、企画立案(政策課題・解決策)を本来すべきである。なぜなら、執行側はやりたくないものは条例など作成しないし、企画もしない(一般論)。議会自ら条例を作ることは、質問に応えられるよう勉強し、議員力が磨かれる。そして、住民の前に出て説明するようになる(群馬県議会では、議員発議の条例づくりも進められている)。
災害時に議会がどう対応するか決めておかないと、議員個々対応になり執行側は困る。
講演2『地方自治の母国に優る我が国の地方自治・財政制度』
講師 内貴 滋氏
コメント:竹下内閣当時、「ふるさと創生」を担当した経験から、国に負けない地域の企画力を示すことが重要と感じる。現在の『地方創生』も同様である。本当に地域のことを良く知っている人々こそ政策に係るべきである。なぜなら、政策立案の基礎は、現状の問題点の把握と原因分析(調査など地道な活動)で、それが出来るのが地方議員(県議・市議)である。国とも戦う気概と勇気を持つことである。
講演3『議会運営の基礎』
講師 内田 一夫氏
コメント:議会の果たす役割には、3つの機能が相互に関連する。1つは、住民代表機能(多様な民意を表現・代表できる)。2つ目は、監視機能(執行側をけん制し統制する)。3つ目は、政策立案(議員発議条例や議案の修正案の提出・質問・質疑も含め)である。
感想:市議会の経験から今回の県議選の公約として、次の4つを取り上げてきた。
①住民とのパイプ役 ②監査機能の強化 ③政策立案 ④議員・議会の見える化である。今回の研修を受け、改めてこの4つの能力機能を磨くことが重要と認識した。特に、議員発議条例の制定については、各講師が述べているように、ますます求められてくる。今回学んだことを実践したい。
永田町 砂防会館別館